思想、2

「諦めない」根性が人間の強さなら「諦め」の早さもまた人間の美徳である。

と、尻を揉みながら思っている。

とかく「諦め」が早い、と良く言われてきたが

この2週間での銅建値7万円下げでも笑っていられるのは

「諦め」の早さや「執着」の無さが功を奏している。

 

ただ、相場の読みがヤバくなっていることが個人的に痛い。

 

今週3営業日で円高、銅安が加速し絶望的な雰囲気が市場を包み込んだ。

在庫スリム主義の我々にとっては、下げようが上げようがどっちでもいい。

問題は終値7550ドルへ向かう予測が大幅に崩れてきていることだ。

前提としていたドル安が進んだにも関わらず銅が上がらない。

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これが3営業日の動きと、自分の妄想の相場との乖離だ。

現在の金融相場に於いて終値7550ドルへ進むためには

アメリカ指標が相当に悪化しないことには不可能だろう。

ちなみに今日明日で7550ドルへ動いた場合のグラフはこうなる。

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これが実現したら「スゴイ」「やった」などの歓喜の声が市場に渦巻くだろう。

そして「もっと上がるぞ」という声が出てくるだろう。

と予想していたがこの読みも外れそうだ。

 

外れても 外れてもまた 尻を揉む(スクラップ川柳)

 

こんな時も「諦め」が肝心。

気持ち切り替えてまた週末に予測をまとめて再出発だ。