スクラップ業界考察、6
最近は、仕事がなく他にすることも無いので
情報収集のための電話営業に余念がない。が
どの業者からも「儲けがない」といったボヤキが漏れてくる。
確かにスクラップ業界全体が、儲けがない商売に時間を費やしているのは明白だ。
「儲けがない 朝から晩まで 働いて 気付いた時には もう毛がない」
詩人P、コーネギー(注)の詩集「妄想半島」の中の有名な一節だが、
見事に現代社会を風刺している。
とかくバカげた競争に毎日明け暮れているが
儲けが同じだけしか無いのであれば
いかにして時間を節約し、自分の時間をより多く確保できるかに
心血を注いだ方がマシではないだろうか?
疲れるばかりの日常、たまには空を見上げてみるなんてどう?
雲ばかりだけど‥
*P,コーネギー‥‥当ブログにのみ生存している詩人。先鋭的なスタイルで
若者の支持を集める。代表作に「妄想半島」「ダストエンペラー」などがある。
思想、2
「諦めない」根性が人間の強さなら「諦め」の早さもまた人間の美徳である。
と、尻を揉みながら思っている。
とかく「諦め」が早い、と良く言われてきたが
この2週間での銅建値7万円下げでも笑っていられるのは
「諦め」の早さや「執着」の無さが功を奏している。
ただ、相場の読みがヤバくなっていることが個人的に痛い。
今週3営業日で円高、銅安が加速し絶望的な雰囲気が市場を包み込んだ。
在庫スリム主義の我々にとっては、下げようが上げようがどっちでもいい。
問題は終値7550ドルへ向かう予測が大幅に崩れてきていることだ。
前提としていたドル安が進んだにも関わらず銅が上がらない。
これが3営業日の動きと、自分の妄想の相場との乖離だ。
現在の金融相場に於いて終値7550ドルへ進むためには
アメリカ指標が相当に悪化しないことには不可能だろう。
ちなみに今日明日で7550ドルへ動いた場合のグラフはこうなる。
これが実現したら「スゴイ」「やった」などの歓喜の声が市場に渦巻くだろう。
そして「もっと上がるぞ」という声が出てくるだろう。
と予想していたがこの読みも外れそうだ。
外れても 外れてもまた 尻を揉む(スクラップ川柳)
こんな時も「諦め」が肝心。
気持ち切り替えてまた週末に予測をまとめて再出発だ。